2022年5月に発生した思いがけない火災により、登録有形文化財にも指定されていた歴史的な酒蔵の建物は失ってしまいましたが、蔵元夫妻の酒造りへの情熱は変わらず、杜氏の浦里美智子さんは単身北海道の三千櫻酒造さんで酒造りに携わっています。
北の大地でも「結ゆい」のチャレンジは続いています。

今回初めて、茨城県発祥の酵母である「明利小川酵母」での仕込みに挑戦します。
これまでも明利の「M-310」酵母を主力として使ってきましたが、酢酸イソアミル系で低酸性の小川酵母は初の取り組みとなります。

お得意の赤磐雄町米をなんと38％まで磨き込み、北海道大雪山系の伏流水を使用して、わずか100kgの超小仕込みで丁寧に醸した茨城県内限定販売の純米大吟醸です。
生産量はたった250本限り。小川酵母と日立市にある日本醸造工業の丸福種麹「吟麗」を使用しております茨城の地酒として皆様にぜひ味わっていただきたい「結ゆい」の最高峰のお酒です。