先日大きく報道されたように、５月11日に茨城県結城市にある結城酒造から出火し、国の登録有形文化財にも指定される歴史的建造物の酒蔵が全焼の憂き目に遭いました。

酒蔵に嫁いだ浦里美智子さんが日本酒づくりに魅入られて醸造技術を習得してただ一人の女性常陸杜氏となり、フルーティーで優しい甘みが特徴の「結ゆい」「富久福」を醸して一躍人気ブランドへと急成長した蔵の惨事は大きな衝撃でした。
蔵の建物は失われてしまったものの、冷蔵庫で貯蔵していたお酒の一部が奇跡的に助かり、一刻も早い結城酒造の再建を目指して急遽販売が決まりました。

本来は夏酒（キタノメグミ）←火災で焼失。の後に数量限定で発売予定だった新商品の予定でした。
原料米に結城酒造で使用していた「雄町」「山田錦」「吟風」「彗星」「一番星」「まっしぐら」などを使用して醸したミックスタイプのチャレンジ酒となる予定でした。
幸い一部商品が火災の被害を免れ、ごく僅かですが発売されることになりました。

結城酒造のお酒が飲めるのもあと僅かとなりました。ぜひ皆様に応援していただきますよう心よりお願いいたします。