約2年間の断続的な試験的商品の製造による市場調査を経て、「武勇」の個性を更に追求しブラッシュアップをかけた上で、2017年（平成29年）6月より限定流通商品【武勇　酒蔵シリーズ】を立ち上げました。
真実のある酒を旗印とした新生「武勇」の新たな商品群は、武勇本来の日本酒らしいしっかりとした味わい深さを表現したお酒が主流です。


茨城県独自の酒造好適米・ひたち錦を全量使用し、酵母は茨城県発祥の協会10号の元株・高泡タイプの小川酵母、種麹（もやし）は、日立市十王町で製造される「日本醸造工業㈱」の丸福もやしと、すべてを茨城県産のものにこだわり、生もと造りの純米吟醸を醸しました。
同一県内で種麹製造メーカーがあり、協会酵母を輩出しているのは、全都道府県のなかで茨城県と秋田県のみであり、オール茨城のこだわりと誇りを胸に仕込んだお酒となっています。

開栓するとほんのりと甘やかな香りが立ち、口当たりはとてもやさしくて、生もと造りながら飲みやすく仕上げていて、「武勇」の他の定番酒とはだいぶ風合いが違います。
やわらかなのどごしが心地良く、飲み続けたくなる美味しいお酒が誕生しました。