北野天満宮から飛来した鶯が喉を潤したと伝えられる清澄な湧き水から生まれる「庭のうぐいす」の通年商品の純米吟醸です。
革新を続ける蔵元のもとで、近年酒質がより現代的でスタイリッシュな印象に変わってきました。ラベルも蔵のシンボルである鶯が描かれ、シンプルなのに洒落者といったセンスの良さを感じます。

醸す酒の種別ごとにテーマがあるのも特徴で、この純米吟醸は「ジューシーさ」。かといって華やか過ぎることは全く無く、スッとした透明感漂う品のある香りを纏いながら、軽い甘みと酸がうまく調和したジューシーかつスマートな味わいです。

現代の食生活の変化を考慮し、和食だけでなく、フレンチやイタリアンなどの洋食系とも合わせやすいオールラウンドプレイヤー。
何だかカタカナ表現が似合う、シティ派の日本酒と言えそうです。
ワイングラスなどで、ちょっとオシャレにカッコつけて呑んでみるのもいいかもしれませんね。