茨城地酒の最注目株、日立市の「大観」が令和元年よりリニューアルされ、名前も新たに「森嶋」にスイッチして以来、酒質向上と相まって人気が急上昇しています。

もともと南部杜氏の有資格者であり、蔵元杜氏としての力を発揮してきた専務の森嶋正一郎さん。2019年（令和元年）より茨城県の「常陸杜氏」の認証制度が始まり、この度第一期生として見事に資格試験に合格されました。
横山大観ゆかりの酒としての歴史を大切にしつつも、新たなスタートとして「森嶋」ブランドを確立させたいとの思いからリスタートを切り、好調に推移しています。

得意とする美山錦の旨味を引き出し、フレッシュな味わいが弾けるような新酒が搾り上がりました。
ほんのり漂うバナナ様のやさしい香りが爽やかな酸とうまく調和し、無濾過生原酒のしぼりたてらしい、若々しくも滑らかささえ感じ、新酒の段階で驚くような完成度へとまた一段と進化したように思えます。
新ブランド「森嶋」の人気を更に高みへと進化する酒を味わってみてください。